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聖ミカエルの

をさらに伸ばし動き

「オロスの巫女の娘というのは、どうやら嘘では韓國人蔘ないらしいな。あれほど探したのに何故今まで見つけられなかったのだ」
ようやく再生した足の具合を確かめながら再びガラムが近づく、また毒霧を吹こうというのだ。
(こいつに俺の毒霧を防げるものか、親子の再会はあの世で楽しめ…)
「シャア、あばよ。サムライ女」
至近距離から毒霧がミーシャの顔面婚宴紅酒に噴霧された。膝をつくミーシャ…、そして鈍い音がした。
「ドサッ」
「ギャルルッ、ば、馬鹿なっ」
ガラムの悲鳴が上がった。ガラムの片腕がミーシャにはね飛ばされた。額にかざした鞘がガラムの霧をすべて吸い込んだのだ。

「ありがとう、私の『守り刀』。まるでおばあさまに守られているみたいね」
「守り刀だと、信じられん。あの毒霧を全て吸い尽くすなど、それにそんな太刀を守り刀として娘に与えるなど聞いた事もないわ…」
「この守り刀は、私が産まれたとき祖母が用意したもの、元は普通の長さの短剣よ、あんたたちの妖気を吸い取り私を守っていた、こ冬蟲夏草 膠囊んな長さになるほど私を狙っていたのね。おあいにくさまだったわね」

「ヨミの妖気を吸い取るだと、ばかばかしい、そんな刀があるものか…」
ガラムは次の腕が生えるのを待っていた。
「いや、待てガラム。その太刀は『白龍刀』とつながりがあるかもしれん…」
「『白龍刀』とつながりが、まさか?」

「こいつらを始末して、よく調べてみよう。借りるぞお前の分身を…」
ゴラムは背中のクモから無数の糸をゴラムのしっぽに吐いた。それは真っ赤なしっぽにくっつくとやがて消えた。

「あっ」
由美子を捕らえていたそれは無数の足始めた。そして尾の先を持ち上げた。それがラグナの力で現れた『大ムカデ』、ゴラムはそれを操れるヨミの戦士だ。

「これはガラムのしっぽなの?今までのものとは形が違う、何より大きい。ムカデの形…」
「わしの能力でガラムのしっぽを操りラグナの寄り代としたのさ、これで三人。そしてもう一人」
そう言うと背負っていた半身のクモも同様に大グモに分身した。

「このままでは不利だわ、でも、やるっきゃない。行くわよ」
なっぴが赤いコンバーターに告げた。
「なっぴ、そこに集まっていてはだめ、飛び上がるわよ」
「うんそうね了解、ヤンマ召還!」
「送還、コンバート・ヤンマ」

水色に透き通る翅、それは高速トビヤンマの翅だ。だが太陽の光を反射させて虹色に輝くそれはシルティにはフランタイヤンマの翅に映った。なっぴは大グモを引き連れセイレの近くに降りた。
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